「銀歯の下は、どうなっている?」繰り返す虫歯と決別し、自然な白さを手に入れる。御茶ノ水つばめ歯科・矯正歯科の「メタルフリー治療」

「歯医者で治療したはずの銀歯。実は、数年後にトラブルを抱えるケースが多くあります。

メタルフリー治療

鏡を見たとき、ふと目に入る銀歯。

「笑うと目立って恥ずかしい」という見た目のお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃいます。しかし、銀歯に潜む本当の恐ろしさは「目に見えない内部」で進行しているリスクにあります。

  • 冷たいものを飲むと、銀歯を入れた歯がしみる
  • 銀歯の周りの歯茎が黒ずんできた
  • 原因不明の肌荒れや金属アレルギーに悩んでいる
  • フロスを通すと、銀歯の周りで引っかかる・臭いがする

これらは、お口の中の金属が引き起こしている「SOSのサイン」かもしれません。

歯科医療の先進国である欧米では、すでに金属を使わない「メタルフリー治療」がスタンダードとなっています。御茶ノ水つばめ歯科・矯正歯科では、患者様の10年、20年先のお口の健康と全身の健康を見据え、保険適用・自費診療問わず、金属に頼らない治療を推奨しております。

「なぜ銀歯は寿命が短いのか?」(銀歯の3大リスク)

日本の保険診療で長年使用されてきた銀歯(金銀パラジウム合金)ですが、過酷な口腔内環境においては、以下の理由から様々なトラブルを引き起こします。

①【二次カリエス(虫歯の再発)】接着剤の劣化と熱膨張

銀歯そのものは虫歯になりませんが、「銀歯と歯の隙間」から虫歯菌が侵入する「二次カリエス」が非常に高い確率で発生します。

お口の中は、熱いお茶や冷たいアイスなど、急激な温度変化にさらされています。金属と天然の歯では「熱膨張係数(温度変化による膨らみ・縮みの度合い)」が異なるため、長年の飲食によって銀歯と歯をくっつけているセメント(接着剤)にひずみが生じ、少しずつ破壊されて溶け出していきます。そのわずかな隙間にプラーク(歯垢)が溜まり、気づかないうちに銀歯の下で巨大な虫歯が進行してしまうのです。

②【金属アレルギーとガルバニック電流】

お口の中の唾液は、金属を少しずつイオン化して溶かしていきます(腐食)。溶け出した金属イオンが体内のタンパク質と結びつくと、免疫細胞がそれを「異物」とみなし、ある日突然、手足の湿疹やアトピー性皮膚炎のような「金属アレルギー」を引き起こすことがあります。

また、お口の中に異なる種類の金属が入っていると、唾液を介して微弱な電流(ガルバニック電流)が発生し、自律神経の乱れや頭痛、金属の腐食をさらに早める原因にもなります。

③【メタルタトゥー(歯茎の黒ずみ)とプラークの付着】

溶け出した金属イオンが歯茎に沈着すると、刺青のように黒く変色する「メタルタトゥー」を引き起こします。一度黒ずんでしまった歯茎は、銀歯を外しても元のピンク色には戻りにくく、特殊なレーザー治療などが必要になる場合があります。また、金属の表面には細かい傷がつきやすく、細菌の塊であるプラークが非常に付着しやすいという欠点もあります。

メタルフリー治療(非金属素材)がもたらすメリット

御茶ノ水つばめ歯科・矯正歯科がご提供するメタルフリー治療は、単に「歯を白くする」だけではありません。

  • 天然歯との「強固な一体化(接着歯学)」セラミックやハイブリッドレジンは、従来の「摩擦で嵌め込む」セメント合着ではなく、歯の成分と化学的に結合させる「接着(ボンディング)」という技術を用います。これにより、細菌が侵入する隙間を極限まで無くし、二次カリエスを予防します。
  • 汚れを弾く「滑らかな表面性状」特にセラミック素材(ジルコニア)は、陶器と同じように表面が極めて滑らかです。プラークや着色汚れ(ステイン)が付きにくく、毎日の歯磨きでサッと汚れを落とせるため、歯周病予防にも直結します。
  • 生体親和性(身体への優しさ)金属を一切使用しないため、アレルギーの心配がゼロに。歯茎の黒ずみも防ぎ、健康的なピンク色の歯肉を保つことができます。

あなたに最適な「白い歯」は?(保険 vs 自費の徹底比較)

当院では、患者様のお口の状況(噛み合わせの強さ、治療部位)とご予算に合わせて、最適な素材をご提案いたします。

【保険適用】CAD/CAM冠・CAD/CAM冠インレー(ハイブリッドレジン)

~まずは費用を抑えて、銀歯をなくしたい方へ~

プラスチック(レジン)にセラミックの粉末を混ぜ合わせたブロックを、専用のコンピューター(CAD/CAMシステム)で削り出して作成します。

  • 【適応部位】単独の場合すべての歯
  • 【メリット】 保険が適用されるため、1本1万円程度で金属から白い歯へ移行できます。金属アレルギーの心配もありません。
  • 【注意点】 プラスチック成分を含むため、数年で水分を吸収し、黄ばみやツヤの消失(経年劣化)が起こります。また、強度が不十分なため、奥歯や歯ぎしりをする方の場合、割れたりすり減ったりするリスクがあります。

【自費診療】ジルコニア

~奥歯もしっかり噛みたい。強度と美しさを求める方へ~

「人工ダイヤモンド」と呼ばれる酸化ジルコニウムから作られる、現在歯科医療でトップクラスの強度を誇るセラミック素材です。

  • 【適応部位】 すべての歯(特に強い力がかかる奥歯やブリッジに最適)。
  • 【メリット】高い強度を持ち、奥歯で強く噛み締めても割れる心配がほとんどありません。経年劣化による変色もなく、美しい白さを保ちやすい素材です。
  • 【注意点】 保険適用外となるため費用がかかります。また、非常に硬いため、対合の歯(噛み合う歯)を傷めないよう、歯科医師による精密な噛み合わせ調整が必須です。

知っておきたい「医療費控除」

■ 医療費控除について

ジルコニアなどの自費診療は、高額になるイメージがあるかもしれません。しかし、これらは審美目的ではなく「噛む機能の回復(治療)」を目的とするため、医療費控除の対象となります。

1年間(1/1〜12/31)にご自身や生計を共にするご家族が支払った医療費の合計が10万円を超えた場合、確定申告を行うことで、所得に応じて税金の一部が還付(または軽減)され、実質的な費用負担を抑えることができます。

御茶ノ水つばめ歯科・矯正歯科の「長持ちさせる」治療のこだわり

「良い素材」を選ぶだけでは、治療は成功しません。当院では、その素材のポテンシャルを100%引き出し、10年、20年と長持ちさせるための「技術と設備」に徹底的にこだわっています。

  1. 精密な「形成」と「型取り」被せ物と歯の間にミクロン単位の段差もないように、拡大鏡(ルーペ)やマイクロスコープを用いて精密に歯を削ります(形成)。型取りには、口腔内スキャナーや変形の少ないシリコン印象材などを使用し、精密な型を取ります。
  2. 徹底した防湿と「確実な接着」お口の中の「唾液」や「呼気の湿気」は、接着剤の力を著しく低下させます。当院では、接着時に専用の器具で患部をしっかりと防湿・乾燥させ、各素材(CAD/CAM、ジルコニア、e.max)の特性に合わせた最適なプライマー処理とレジンセメントを使用することで、強固な接着を実現します。
  3. 丁寧な噛み合わせ(咬合)調整どんなに強度の高いジルコニアでも、噛み合わせのバランスが崩れていれば、特定の歯に過剰な負担がかかりトラブルの原因となります。患者様一人ひとりの顎の動きを考慮し、全体でバランスよく噛めるように0.1ミリ単位で調整を行います。

メタルフリー治療(銀歯を白くする)の流れ

STEP 1:カウンセリングと精密検査 まずは患者様のお悩みやご希望を丁寧にお伺いします。その後、レントゲン撮影やお口の中の写真撮影を行い、現在の銀歯の状態、内部の虫歯の有無、噛み合わせなどを詳しく検査します。

STEP 2:治療計画のご提案 検査結果をもとに、保険のCAD/CAMと自費のジルコニア、それぞれの素材の特徴や費用、治療期間について詳しくご説明します。患者様にご納得いただいた上で、使用する素材を決定します。(ご自宅に持ち帰ってゆっくりご検討いただいても構いません)

STEP 3:古い銀歯の除去と虫歯治療 現在入っている銀歯を慎重に取り外します。銀歯の下で虫歯が進行している場合は、感染した部分をきれいに除去しレジンなどの材料で補強。新しい詰め物や被せ物が入るように歯の形を精密に整えます。

STEP 4:精密な型取り(印象採得) お口の中の型取りを行います。当院では、口腔内スキャナーや変形の少ない材料を使用し、精密な型取りを行うことで、隙間のないはまりの良い修復物を作製します。

STEP 5:新しい白い歯のセット(装着) 完成したCAD/CAMやジルコニアを、専用の接着剤を用いて歯に装着します。噛み合わせを丁寧に調整し、問題がなければ治療完了です。

STEP 6:定期メインテナンス 美しい白い歯と健康なお口の状態を長持ちさせるためには、治療後のケアが欠かせません。定期的な歯科検診と専用器具を用いたクリーニング(PMTC)で、しっかりとサポートさせていただきます。

8. よくあるご質問(FAQ)

Q. すでに銀歯が入っていますが、特に痛みがなくても替えたほうが良いですか?

A. 痛みがなくても、銀歯の下で虫歯が進行していることは多々あります。また、金属アレルギーの予防という観点からも、可能であればメタルフリー素材への交換をおすすめいたします。まずは検査をして、現在の状態を確認することから始めましょう。

Q. CAD/CAM(保険)かジルコニア(自費)か、迷っています。

A. カウンセリング時に、患者様の噛み合わせの強さや、治療する歯の場所を実際に拝見した上で、歯科医師の目線からどちらが適しているかアドバイスさせていただきます。その場で決める必要はございませんので、じっくりご検討ください。

Q. 治療期間中は、歯がない状態になりますか?

A. 銀歯を外して型取りを行った後は、次回完成した歯をセットするまでの間、仮の蓋(仮封)や仮歯(プロビジョナル)を作製して装着しますので、日常生活に支障は出にくい範囲で治療を行えます。

治療相談へ

「昔治療した銀歯がいつの間にか虫歯になっていて、最悪の場合、歯を抜かなければならなくなった…」

日々の診療の中で、そのような患者様を診るたびに、心が痛くなります。

虫歯治療は「削って詰めたら終わり」ではありません。そこからが、新しいスタートです。

当院では、患者様の大切な歯を二度と削らなくて済むよう、二次カリエスのリスクが少なく、身体に優しい「メタルフリー治療」に力を入れております。

「保険で費用を抑えたい」「とにかく長持ちさせたい」「一番綺麗に見える素材にしたい」など、患者様のご要望は様々です。私は、歯科医師の理想を押し付けるのではなく、コミュニケーションを通じて患者様の価値観をしっかりと共有し、二人三脚で最適な治療方針を決めていくことが最も大切だと考えています。

お口の中の金属について少しでも不安なことがあれば、どうぞお気軽に当院までご相談ください。誠心誠意、サポートさせていただきます。